徳之島観光はレンタカーを借りたほうが移動に便利。
しかし、免許がないと車の運転は難しいですよね。そこで移動手段の一つに上がってくるのが路線バス。徳之島にも島内を一周する路線バスが走っています。
でも、慣れない土地で路線バスに乗るには「バス停はどこ?」「乗り方は?」「運賃は?」「路線はあっている?」と不安なことだらけ。
今回は乗り方から路線図まで、徳之島を走る路線バスについて詳しくまとめました。
徳之島のバスの種類
島内を走るバスは大きくわけて2種類あります。
緑色のボディが特徴の路線バスと、
10人乗りのデマンドバスです。場所によって運行しているバスが異なります。
路線バスはどこを走っているの?
徳之島の路線バスは、徳之島の外周を県道に沿って走っています。路線は大きくわけて4本です。路線バスを運行する「徳之島総合陸運」が出している路線図を参考にしながら説明します。
①亀津ー花徳ー平土野ー空港線(ブルーのライン)
徳之島空港と徳之島の中心地である亀津、亀徳新港を結び島の東側を走る路線です。徳之島空港―亀津を約50分で結びます。
平日は1日に8便、土曜祝日は1日6便の運行があるので、観光で利用するときも往復で利用しやすいです。
②亀津ー花徳ー平土野ー与名間線(赤いライン)
ブルーのラインと途中までは同じコースを走りますが、空港には寄らずに平土野ー与名間へ行く路線です。
1日1往復しか運行しておらず、与名間や松原から亀津に通勤する人が利用しやすい時間帯に走っています。夏と冬で運行時間が違うので注意が必要です。
③亀津ー伊仙ー犬田布線(ピンクのライン)
亀津から伊仙・犬田布を結ぶ、島の南側を走る路線です。亀津から犬田布までを約40分で結びます。
亀津から伊仙方面を中心に観光する場合は利用しやすい路線で、平日は1日6便、土曜祝日は1日5便運行しています。
④犬田布ー西阿木名ー平土野線(グリーンのライン)
1日4便だけ、ピンクのラインのバスが犬田布で終点とならず、島の西側西阿木名〜平土野まで運行する路線です。
路線図は色が変わって切れていますが、乗り換えの必要はありません。犬田布から平土野までを約25分で結びます。
路線バスの乗り方・降り方は?
バスの乗車口は前方の1カ所のみで、料金は後払いになります。
島内では路線バスに乗車する人が少ないので、乗車するときにはバスに向かって手を挙げるなどして「乗車する」意思を伝えないと、通り過ぎられる可能性がありますのでご注意ください。
バスに乗ったら整理券を取りましょう。整理券の番号と降車するバス停によって運賃が変わります。
降車するバス停が分かりにくいときには、乗車時に目的地を運転手さんに告げると停まるバス停を教えてくれたり、通り道だったりする場合はバス停がない所でも停まってくれます。
路線バスの運賃は?
路線バスには、1日フリーパスはありません。一番短い区間で120円から始まり、乗車した距離により運賃が変わっていきます。
たとえば、徳之島空港から亀津までの運賃は1,020円です。詳しい運賃は乗合バス運賃一覧をご確認ください。
徳之島ではデマンドバスも運行
デマンドバスは、予約が必要な10人乗りのジャンボタクシーのようなバスです。状況によりタクシーがくることもありますが料金は変わりません。
デマンドバスはどこを走っているの?
徳之島の北部・路線図のグレー・黄色・水色・紫色のライン部分に「デマンドバス(ひまわり号・ユイ結号)」が運行しています。
ひまわり号
徳之島町が運行するデマンドバスです。1日2~6便運行しています。
- 水色のライン:花徳(けどく)―手々(てて)
- 黄色のライン:亀徳新港-白井
ユイ結バス
天城町が運行するデマンドバスです。1日4~7便運行しています。
- グレーのライン:平土野(へとの)―与名間(よなま)
- 紫色のライン:平土野-当部(とうべ)
デマンドバスの乗車方法
乗車時間の2時間前までに電話での予約が必要です。予約は「あいのりバス予約センター」で受け付けています。
TEL:0997-82-1311
デマンドバスの運賃
運賃は乗車1回につき「ひまわり号」が300円、「ユイ結バス」が200円です。降車時に運賃を払います。
徳之島のバスを利用する際の注意
ホームページに掲載されている路線図も観光協会でもらえる時刻表も簡略版なので、実際にはバス停とバス停の間に多くのバス停が存在します。
徳之島町役場が出している路線図に可能な限りバス停を書き込んでみたので、詳しく知りたい方は、こちらを参考にしてみてくださいね!