うにとり体験や、利尻昆布のお土産づくり体験などができる神居海岸パーク。各体験の後にぜひ立ち寄ってほしいのが「北利ん道(きたりんどう)」です。
沓形市街地にある北利ん道の支店で、飲食ブースのほか利尻特産のお土産を購入できます。
中に入るとすぐ目に飛び込んでくるのが、うにや昆布、ホッケなど利尻の特産物を使ったメニュー。
たくさんのメニューがありますが、一番人気は「たこカツカレー」。辛さの中に旨みがあって、すごくおいしいです。カレーに使う水は昆布出汁を使っているとのこと。
利尻で獲れた「たこ」を使ったカツもおいしく、ぜひ食べてみてほしい一品です。
利尻昆布を使った「昆布塩焼きそば」。具は昆布だけというシンプルなメニューですが、昆布の香りと旨みが凝縮された塩味の焼きそばです。
利尻昆布は高級昆布として有名なので、現地で味わうのもいいですね。
テイクアウトにおすすめなのが「昆布からあげ」。昆布の荒い粉末を衣に混ぜたからあげで、昆布の香りと塩気が効いていてとてもジューシーです。
デザートには昆布塩を使ったアイスクリーム「愛す利尻山」を。乾燥ウニ・昆布塩・ベビー昆布がのっていて、スプーンが昆布の根っこになっているという利尻オリジナルアイスです。
1口目は乾燥ウニとアイスの味をそのまま楽しんで…
あとはとにかく混ぜてくださいとのこと。アイスを混ぜることでトルコアイスのように粘り気が出て、さらにおいしくなるそう。
また混ぜることでベビー昆布が凍って、しゃりっとした食感に変わるんだとか。
しっかり混ざったアイスを一口食べてみると、さっぱりしたバニラの甘さと昆布塩の塩気が絶妙!ウニと昆布で磯の香りもふんわりと感じられる海の幸アイスです。
ちなみに、根っこのスプーンは1本の昆布から1本しかとることができないんだとか。
昆布の中で一番出汁が出る場所でもあるそうなので、アイスを食べた後はおしゃぶり昆布として根っこの部分まで味わってみてください。
店内にはたくさんの昆布製品のお土産も並んでいます。
昆布に付いている白い粉はグルタミン酸というアミノ酸のひとつで、昆布の塩と名付け特許をとったんだそう。
試食もできるのでなめてみましたが、昆布の香りと塩気がとてもおいしいです。昆布塩を使った商品もありました。
北利ん道オリジナル商品の「手焼きせんべい(130円)」です。シンプルな素材で誰もが楽しめるおせんべいになっているので、お土産にもおすすめです。
神居海岸パークでうにとり体験や、利尻昆布のお土産づくり体験を楽しんだ後は、ぜひ北利ん道にも立ち寄ってみてください。