本州では標高2,000mの場所にしか咲かない高山植物ですが、利尻島では平地で気軽に鑑賞できるんです。
場所は、鴛泊フェリーターミナルからレンタサイクルで約10分(徒歩20分)の場所にある「高山植物展示園」。
入園はなんと無料!島内で自然散策の時間がない人も気軽に楽しむことができます。
敷地内には休憩できるベンチなども完備。隣にはサイクリングロードも通っています。天気の良い日は自転車でサイクリングロードを走るのも気持ちが良いですよ。
ベンチのある休憩所の方へ進んでいくと植物園があります。
扉をくぐると、たくさんの高山植物がお出迎え。
ゆるやかな坂道や円になった道を歩きながら、植物を鑑賞します。
こちらはオンコ。秋になると赤くて甘い実をつける木です。
青紫のきれいな花びらが魅力的なオヨベキキョウ。
エゾゴゼンタチバナ。秋には赤い実を鑑賞できます。
レブンソウ。礼文島の固有種ですが高山植物展示園でも見ることができます。
エゾツツジ。濃いピンクの花びらがかわいらしいです。
ほかにもさまざまな高山植物が植えられていて、季節によって楽しむことができます。
エゾカンゾウも咲いていました。
ミヤコグサの黄色も植物園を彩っています。
センダイハギは6月が見頃のよう。
高山植物園の頂上。
上からは数々の高山植物を見渡すことができます。
屋久島の固有種であるヤクシマシャクナゲも咲いていました。
エゾイソツツジも6月~7月にかけてが見頃。
カラフトハナシノブ。紫の花をつけてまっすぐに伸びています。
リシリヒナゲシも咲き始めていました。
リシリヒナゲシは7月になると見頃を迎えます。
登山しなくてもたくさんの種類の高山植物を鑑賞できる高山植物展示園。入園は自由なのでぜひ足を運んでみてください。
[box06 title=”施設情報”]- 営業期間:5/1~10/31
- アクセス:鴛泊フェリーターミナルからレンタサイクルで約10分(徒歩20分)