屋久島の宿選びで重要なポイントは、エリアや旅の目的で選ぶこと。
意外と大きな島なので、宿泊エリアを考えないと移動に時間がかかり、観光や遊ぶ時間が減ってしまいます。
屋久島のエリアと、旅の目的に合わせた宿選びについてまとめました。
白谷雲水峡に近い宮之浦エリア
「白谷雲水峡」へ行くなら、宮之浦エリアでの宿泊がおすすめ。「白谷雲水峡」行きのバスがあり、車やバスで20分~30分の距離です。
また、宮之浦は屋久島で一番大きな街なので、飲食店やスーパーなども多く便利。宿も一番多く、フェリーや高速船が就航する宮之浦港もあります。
トレッキングを楽しむなら安房エリア
縄文杉トレッキングや、ヤクスギランド、淀川登山口などへ行くなら登山口へ近い安房エリアでの宿泊がおすすめ。荒川登山バスや、紀元杉行きのバスが運行しています。
また、安房は宮之浦に次ぐ屋久島で大きな街。飲食店やスーパー、宿も充実し、高速船が就航する安房港もあります。
宮之浦・安房どちらにも近い東部エリア
東部は宮之浦・安房のどちらにもアクセスしやすいエリア。屋久島空港があり、空港周辺に宿が集中しています。
飲食店は少ないですが、食品やアルコール類、薬も買えるドラッグストアがあるのはこのエリアだけ。レンタカー店もあり、車が運転できれば意外と便利な場所です。
のんびり過ごなら北部・南部エリア
都会の喧騒を忘れてのんびりと過ごすなら、自然豊かな北部・南部エリアでの宿泊がおすすめ。
南部はモッチョム岳と眼下に広がる海を一度に楽しめ、良質の温泉も多いエリア。北部は昔ながらの里の景色が広がり、のどかな集落が点在しています。
飲食店やお店などは少ないので、観光にはレンタカーが必須。ただ、海や山をぼーっと眺めたり、あえて何もしない贅沢なひと時を過ごすなら、レンタカーがなくても過ごせます。
大自然の中でのワーケーションにも最適です。
家族やグループで泊まるならコテージ
子連れファミリーやグループでの滞在ならコテージや貸別荘がおすすめ。一棟貸しの宿も多く、多少ワイワイしても気兼ねなく過ごせます。
また、周りの宿泊客の音に煩わされることもないので、カップルや夫婦など二人きりで静かに過ごしたい方にも最適。
キッチン付きも多く、地元の食材を買ってきて料理をしたり住むように滞在できるのも魅力です。
プライバシー重視ならホテル
屋久島の宿は民宿が中心。アットホームな雰囲気が魅力ですが、プライバシーに関しては少々劣るのが難点。
その点、ホテルはプライバシーが保たれやすいので、家族や友達同士、またはひとりで他の人に邪魔されないプライベートな時間を過ごせます。
また、お風呂も食事も好きなタイミングできるので、マイペースに過ごしたい方に向いています。
長期滞在したいor節約するなら格安宿
「とにかく安さを重視したい」「長期で屋久島を満喫したい」なら格安宿が最適。素泊りや、自炊もできるキッチン付きの格安宿が充実しています。
宿を選ぶ際は、飲食店やスーパーなどが多い宮之浦や安房エリアがおすすめ。
それ以外のエリアは飲食店やスーパーが少なく、レンタカーがないと不便です。