利尻富士と称される利尻山が有名な利尻島。利尻島へ旅行に行くなら、何月がベストシーズンなのでしょうか?
旅の目的別に、利尻島のベストシーズンをまとめました。
海の幸を味わいたいなら、ベストシーズンは夏!
利尻島はウニや昆布などの海産物が有名です。海の幸を味わいたいなら6月~8月上旬頃がおすすめ。
特に新鮮な生ウニは、漁があるこの時期でないと食べることができません。時期を過ぎると、せっかくウニを楽しみにきても一夜漬けなど加工品しか食べられないこともあります。
8月には島まつりやうにうにフェスティバルなど、ウニやホタテなどを露天で出しているお祭りもあるので、お祭りに合わせて旅行の計画を立てるのもおすすめです。
夏は昆布漁もあるので、早朝から浜へ出掛けると、昆布干しを見ることもできます。
登山をするのもやはりこの時期が良いでしょう。暖かい期間が少ない利尻島で、この時期が一番良い気温になります。
釣りを楽しみたいなら秋
鮭釣りを楽しみたいなら秋です。9月頃には釣り人が朝から夜まで鮭釣りを楽しんでいます。
10月には利尻島サケ釣り大会「サーモンキング」が開催され、島民はもちろん、島外からも男女問わず参加者がやってきます。
大会初日には交流会もあるので、釣り仲間との交流も深めることができ、楽しめる大会となっています。
冬は穴場の時期
冬の利尻島に観光に来る人はほとんどいません。しかし、知る人ぞ知る、冬利尻の楽しみ方があります。
冬景色を眺める冬登山やスノーシュー、バックカントリースキーなど、冬の利尻島はウィンタースポーツが好きな人にはおすすめです。
雪で真っ白な利尻富士も冬の時期しか見ることができません。
2月には鴛泊の「りしり寒歓(かんかん)まつり」や、鬼脇の「雪ん子広場」など、利尻の冬を楽しむイベントも開催されます。
利尻観光を楽しむために
夏は飛行機のチケットを早めに予約を
観光シーズンである夏は、ツアーなど団体客が多いので、飛行機のチケットが取れなくなる可能性があります。
夏のシーズンに飛行機で利尻島に旅行しようと考えている方は早めに予約しましょう。
特に6月下旬から7月は観光シーズン真っ只中なので、できれば早めに予定を立ててチケットを取ることをおすすめします。
船や飛行機が欠航しても楽しめるプランを
利尻は海に囲まれているので、年中風の強い日が多いです。
夏の観光シーズンは多少波が高くても船がでますが、波が4メートルになると欠航することがあります。シーズンオフだと3メートルの波で欠航する日も。
飛行機も風が強かったり雲が低いと欠航になることもあります。最長3日欠航することもあるので、余裕を持って計画を立てましょう。
また、欠航して利尻にたどり着けない場合を想定したプランも少し考えておくと、足止めされたとしても楽しく過ごせます。