奄美大島の郷土料理といえば鶏飯。
錦糸卵、しいたけ、ほぐした鶏肉、パパイヤ漬けなどの具材とのり、ネギ、みかんの皮(陳皮)などをご飯にのせて、鶏から出汁をとった熱々のスープをたっぷりかけて食べるお茶漬けのような料理です。
あっさりしたおいしさで食欲がないときでも箸が進みます。奄美大島は鶏飯専門店が数店あり、ホテルや居酒屋などでも鶏飯を出しているお店があります。
今回は奄美大島で鶏飯を食べられるお店をまとめました。
ひさ倉
奄美大島で鶏飯といえば、テレビ・新聞・雑誌などさまざまなメディアでも紹介されている「ひさ倉」です。
スープは自家養鶏場の放し飼いの地鶏からとり、濃厚でさっぱりしているのが特徴。地鶏は飼料に頼らず、牧草や野菜を与えているのだとか。具材のパパイヤやタンカンも自家栽培している手作りのもの。
鶏飯のほか鶏さし、焼き鳥、豚足などのメニューもあります。国道58号線にあり、場所もわかりやすい場所にあるのでアクセスも便利です。
みなとや
みなとやは鶏飯の元祖のお店。数々の有名人も訪れる老舗です。初代店主が炊き込みごはんのようだった鶏飯(とりめし)をアレンジして、今のようなスタイルになったんだとか。
スープは地元の鶏を丸ごとじっくりと煮込んでおり、少しこってりとしているのが特徴。店に出すのはその日の朝から作ったスープだけなので、スープがなくなればその日の営業は終了。
鶏飯のほか、もずくや豚の味噌漬けなどのメニューもあります。
その他の鶏飯が食べられるお店
今回紹介した2店のほかにも鶏飯を食べられるお店はたくさんあります。お店によって味も違ってくるので食べ比べをしてみるのも良いですね。
鶏飯のおいしい食べ方
最後に鶏飯のおいしい食べ方をご紹介します。
- まずご飯を茶碗によそいます。ご飯の量は少なめが基本です。大盛りより少なめの方が最後までサラサラと食べられます。
- ご飯をよそったら具をのせます。具は多めが基本です。
- 最後にスープをたっぷりとかけます。ご飯が浸るくらいが目安です。