金見海水浴場(金見海岸)は徳之島北部の金見集落にあるビーチ。民宿金見荘のすぐ裏手にあり、プライベートビーチのようにのんびり過ごせます。
金見海水浴場への行き方と楽しみ方をまとめました。
金見海水浴場への行き方
金見海水浴場は、徳之島空港・亀徳新港から車で30~40分。
バスの場合は、デマンドバス「ひまわり号」の「元田商店前」が最寄りのバス停です。亀津方面からは空港or与名間行きの路線バスに乗り「花徳(けどく)」でデマンドバスに乗り換えます。
バス停から金見海水浴場へは徒歩1分ほど。
バス停を降りると、目の前に2本の道があります。右側に「金見荘」と書いてある看板がありますが、徒歩で行く場合は左側の道を歩いていった方が近いです。
道なりに1分ほど歩くと、金見荘が見えてきます。金見荘の建物に向かって左側の路地を入っていくと…
目の前が金見海水浴場です。
ちなみに、バス停前にある金見集落の「元田商店」では、飲み物や日用雑貨などを取り扱っています。
飲み物やちょっとした食べ物を購入する際はぜひお立ち寄りください。
金見海水浴場の楽しみ方
海の生き物と戯れる
金見海水浴場は岩場が多く、潮が引くとタイドプール(潮溜まり)が現れます。タイドプールには逃げ遅れた魚など、大小さまざまな生き物がちらほら。
水の透明度も高く、きれいなので海の中に入らなくても泳ぐ魚の姿が見えますよ。人が近づくとすぐに逃げてしまうので、シャッターチャンスは一瞬です。
素足で行くと岩場で足を切ったりケガをすることもあるので、生き物観察をする際はマリンシューズなどの濡れてもいい靴を履いていきましょう。
サラサラの砂浜で「星砂」探しとビーチコーミング
金見海水浴場はゴツゴツとした岩場は多いですが、真っ白でサラサラの砂浜が続きます。
近くで見てみると、一つ一つの砂の粒がとってもキレイで、星砂を探すこともできるんです。
探し方のコツは少しずつ手のひらに砂を広げること。砂浜に手のひらを押し付けて、ついてきた粒を見ると星の砂を見つけやすいです。
じっくりと観察しながら歩いていると、色鮮やかな貝殻もたくさんあります。拾った貝はコレクションしたり、アクセサリーに加工したりといろいろな楽しみ方もできますよ。
オカヤドカリを観察する
海岸にはパイナップルに似ている姿をした、アダンの木があります。
アダンの木の下はオカヤドカリの住処。よーく見ると、隠れているオカヤドカリを観察できます。
また、金見海水浴場はオカヤドカリの産卵が見られる場所としても有名。
梅雨明けの時期(7月上旬頃)になると、数万匹のオカヤドカリの大群が産卵のために海にやってくる様子を観察できます。