奄美大島の宿選びで重要なポイントは、エリアや旅の目的で選ぶこと。
離島の中では佐渡島に次ぐ2番目に大きな島なので、宿泊エリアを考えないと移動に時間がかかり、観光や遊ぶ時間が減ってしまいます。
奄美大島のエリアと、旅の目的に合わせた宿選びについてまとめました。
のんびりとリゾート気分を味わうなら「北部エリア」

「海のそばでのんびりと過ごしたい」という方は、北部の笠利町や龍郷町での宿泊がおすすめ。
笠利町や龍郷町は美しいビーチが多く、リゾートホテルやヴィラもこの2つのエリアに集中しています。
ビーチによっては人が少ないので、プライベートビーチのように過ごせることも。
オーシャンビューの宿なら客室から海を眺められて、のんびりとリゾート気分を味わえますよ。
奄美南部を中心に観光するなら「瀬戸内町」

奄美大島は南北に長く、空港がある北部の笠利町から、南部の瀬戸内町までは車で約2時間かかります。
なので、奄美南部や隣の島である加計呂麻島を中心に観光したい方は瀬戸内町での宿泊がおすすめです。
ビジネスホテルや民宿が中心で料金は全体的に高めですが、3,000円代の宿もあります。
アットホームな雰囲気なら民宿やペンション

民宿やペンションは個人経営や家族経営が多いのが特徴。
民宿を営むご主人や家族と顔を合わせる機会が多く、地元の人ならではの話を聞けたり、地元の名産品や家庭料理を楽しめます。
親戚の家に遊びに来たような、アットホームな雰囲気を楽しみたい方におすすめです。
プライバシー重視ならホテル

民宿やペンションはアットホームな雰囲気が魅力ですが、プライバシーに関しては少々劣るのが難点。
その点、ホテルはプライバシーが保たれやすいので、家族や友達同士、またはひとりで他の人に邪魔されないプライベートな時間を過ごせます。
また、お風呂も食事も好きなタイミングできるので、マイペースに過ごしたい方に向いています。
家族やグループで泊まるならコテージ

家族やグループで滞在するなら貸別荘やコテージ、一棟貸しの宿を借りるのもおすすめ。
住宅街から離れた海辺に建つ宿やBBQ設備がある宿も多いので、周りを気にせずみんなでワイワイ楽しめます。
島に暮らすように泊まなら民泊

ゆったりと穏やかな時間が流れる奄美大島。のんびりと暮らすように泊まるなら、古民家を改築した宿や民泊がおすすめ。
島料理作りや農作業体験などさままざな体験ができる宿もありますよ。
とにかく安い宿or長期滞在するなら格安宿

「とにかく安さを重視したい」「長期で奄美大島を満喫したい」という方もご安心を。奄美大島はゲストハウスやウィークリーマンションなど格安宿も充実しています。
格安宿は素泊りが多いので、宿を選ぶ際は飲食店やスーパー、コンビニが充実している名瀬市街地や瀬戸内町の古仁屋がおすすめ。
それ以外のエリアは飲食店やスーパーが少なく、レンタカーがないと不便です。
海遊びやマリンアクティビティを楽しめる宿

美しい海に囲まれた奄美大島は、ダイビングや海水浴などさまざまなマリンアクティビティを楽しめます。
「観光よりも海遊び!」という方は、マリンサービスやダイビングショップを併設している宿がおすすめ。
リゾート気分を味わえるリゾートホテルや、アットホームな民宿、ペンション、安宿もたくさんあるので選びやすいです。
キャンプを楽しめるキャンプ場&グランピング施設

宿に泊まらずあえてキャンプ場でテントを張って過ごすのも楽しいもの。
奄美大島にはレンタル品が充実している初心者向けのグランピング施設から、上級者向けのキャンプ場までキャンプ施設が充実しています。