徳之島の南東部にある亀津はたくさんの飲食店が集まる島内一の繁華街。
そのなかに海を望めて、冬はホエールウォッチングも楽しめるカフェがあります。
「cafeblue tokunoshima(カフェブルー とくのしま)」です。秘密基地のような階段を上り、店内に足を踏み入れると、そこには静かで心落ち着く空間が広がっています。
もともとは天城町与名間にありましたが、2017年に現在の場所に移転してきました。
以前は古民家カフェでしたが、新しくなったcafeblue tokunoshimaは隠れ家風カフェです。
座席はカウンター席が9席とテーブル席が6席。そのうち海が眺められるカウンター席は4席しかありません。
海側のカウンター席は人気があるので、いつもお客さんで埋まっています。なかなか座れるチャンスはありませんが、タイミングを見計らってぜひとも座ってほしい特別席です。
若干、隣の建物の屋根が気になりますが…、目の前に広がる水平線は冬になると、クジラが訪れる穴場の観察スポット。
カウンター席には双眼鏡も置いてあるので、食事を待っている間にゆっくりとクジラを観察できますよ。
cafeblue tokunoshimaのメニュー
ランチタイムのメニューは、プレートやカレー、ハヤシライスが中心。
唐揚げプレートやオムハヤシライスなどのおいしそうなメニューが並び、「どれを注文しようかな?」と悩んでしまうほど。
ドリンクメニューには「島の黒糖ミルクアイスコーヒー」や「島のアイスティー」など徳之島ならではのメニューも並んでいます。
ランチタイムは食事と一緒に注文すると100円引きになるのでお得です。テイクアウトもできるので、お店に立ち寄る時間がない人は、ドリンクだけの注文もできますよ。
人気メニューは島のハンバーグプレート。
一見、通常のハンバーグと変わらないように見えますが、徳之島の牛肉と豚肉を50%ずつ使った合挽きのハンバーグです。
ぎゅーーーっと詰まったハンバーグに、濃厚なデミグラスソースがかかっています。全体的に量が少ないかなー?と思った人は、ごはんを無料で大盛りにできますよ。
唐揚げちょい辛カレー。
ネーミングは「ちょい辛」とかわいらしいですが、スパイシーで本格的な大人向けの辛さです。暑い日に食べると疲れが吹っ飛びます!
サクっとあがった唐揚げもおいしいですし、ゆで卵やサラダも付いてボリューム満点です。
デザートメニューのサクサクワッフルとバニラアイス。
メニューの名前の通り、サクサクとしたワッフルが香ばしく、ボリューム満点な一品です。
溶けてきたバニラアイスをつけて食べると、しっとりとして最初とは違う食感も楽しめます。
徳之島のオリジナルブランドショップも併設
店内には「OBORA(おぼら)」という徳之島で生まれたブランドのショップも併設しています。
「OBORA」とは徳之島の方言で「ありがとう」を意味する「おぼらだれん」からとった造語です。
お土産コーナーには、Tシャツやバッグなどのアパレル品がずらり!
徳之島の風景や文化などが盛り込まれたデザインは、種類が豊富なので、好みにあった一枚が見つけられると思います。
「OBORA」のロゴがデザインされたTシャツ。
ヤギがデザインされたキッズTシャツもかわいいです。
ヤギの吹き出しの中には島口で「ありがとう」を意味する「おぼらだれん」と書かれています。
ほかにも、徳之島でしか買えない、ステッカーや缶バッジ、水筒やポストカードなどたくさんのオリジナルグッズが販売されていますよ。
cafeblue tokunoshimaへの行き方
cafeblue tokunoshimaは1階に「MURMUNN(まーむん)」という飲食店が入ったOTMという建物の2階にあります。
最寄りのバス停は総合陸運バスの「役場前」です。バス停からお店までは200メートルほど。写真の白い斜めの屋根がcafeblue tokunoshimaです。