徳之島町郷土資料館は、徳之島の歴史・文化・自然・伝統工芸などを、豊富な展示と貴重な資料で学べるスポット。
どのようにして、アマミノクロウサギをはじめとする固有種が徳之島で暮らすようになったのか?独特の文化や言語がどのようにしてこの土地に根付いたのか?などの興味深い展示もされている資料館です。
徳之島町郷土資料館への行き方と見どころをまとめました。
徳之島町郷土資料館への行き方
徳之島町郷土資料館は、亀津にある徳之島町生涯学習センター内にあります。
路線バスの場合は「役場前」が最寄りのバス停です。
大通りを渡ってから、丸一スポーツと奄美大島信用金庫の間の道を5分ほど歩いてくと…
右手に大きな3階建ての建物「徳之島町生涯学習センター」が見えてきます。この建物の3階に徳之島町郷土資料館があります。
万が一、道に迷って人に行き方を尋ねる場合は、1階に図書館があるので図書館の場所を尋ねた方が聞かれた方も分かりやすいです。
徳之島町郷土資料館の見どころ
歴史と生活がわかるコーナー
明治時代や大正時代の徳之島の地図や、学校で使われていた教科書、米軍統治下に置かれていたときの様子が分かる写真や資料などが展示されています。
電気が通る前の徳之島で使われていた昔ながらの農具や生活道具も見どころです。
黒糖を作る時に使った「サタグンマ(砂糖車)」の部品の一部。
大島紬を織るのに使われていた機織りもあります。
こちらは死者を葬る時に墓地まで運ぶ時に使用していた「キギョウ」と呼ばれる道具です。
自然を知るコーナー
磨くと宝石のように輝く「夜光貝」をはじめ、徳之島の海に生息する貝の展示や、多くの固有種が生息する徳之島の植物を説明するコーナーです。
とてもわかりやすく説明され、読み応えがあります。
伝統芸能を知るビデオコーナー
徳之島の伝統芸能や、闘牛について詳しく説明しているビデオコーナーもあります。
こちらは徳之島出身の人気力士、朝潮太郎(第46代横綱)と旭道山のコーナーです。
徳之島をはじめ、奄美群島は相撲がとても盛んな場所。小中学校や公民館には必ずと言っていいほど土俵があり、現在もたくさんの力士が大相撲で活躍しています。
朝潮が実際に履いていた靴も展示されていました。とても大きく30cm以上はあるかも!?
徳之島の歴史や文化、自然、伝統工芸などが学べる郷土資料館。
徳之島について学んでから徳之島観光をすると、知識が増えた分観光の楽しさが倍増します。入館料は無料なので、観光前にぜひお立ち寄りください。