富士野園地はエゾカンゾウの大群落地として知られるスポット。展望台もあり360度の眺望が広がります。
富士野園地への行き方や、エゾカンゾウの見頃の時期&見どころをまとめました。
富士野園地への行き方
富士野園地は、鴛泊市街地から車や路線バスで約5~10分、沓形市街地から約15~30分。
路線バスの場合は、鴛泊からはBコース、沓形からはAコースのバスに乗車します。下車するバス停は「ぐりーんひる」です。
- 鴛泊フェリーターミナルor鴛泊栄町
- ぐりーんひる
- 沓形
- ぐりーんひる
鴛泊市街地からは「徒歩」「レンタサイクル」「レンタバイク」でもアクセスできます。
自転車はフェリーターミナル前にある雪国のほか、RISHIRI ACTIVITYや、宿泊施設などでレンタル可能です。
エゾカンゾウの見頃の時期と見どころ
エゾカンゾウは初夏に咲く多年草で、見頃は6月中旬~7月上旬頃。
オレンジ色のかわいい花を咲かせ、
花が咲いた時期は草原がエゾカンゾウのオレンジの花で色づき、素敵な景色になります。
草原の中にはこんな看板も。実は富士野園地は2012年に公開された、吉永さゆり主演の映画「北のカナリアたち」のロケ地にもなった場所です。
「あの青い空のように」を歌いながら歩いた場所ですね。
遠くに見えるのは展望台。ここから見る景色も絶景なのでぜひ登ってみましょう。
駐車場から続く遊歩道を歩いて展望台へ向かいます。ちなみに、右の建物はトイレです。
海が見えるところまで来ました。奥に見えるのは稚内。時間帯によってはフェリーを見ることもできます。訪れた日はとても天気が良く、波がきらきらと光っていてきれいでした。
ここからはポンモシリ島を間近で見ることもできます。ポンモシリ(ponmosir)は、「小さい島」を意味するアイヌ語の地名なんだそう。
かもめがたくさん止まっていて、まるでかもめの島のようです。
東屋(休憩所)もあるので、ポンモシリ島や海を眺めながら足を休めるのもいいですね。
気を取り直して展望台へ。100段ほどの階段を上ります。
木でできた階段の隙間からは草が見えているので、高いところが苦手な方は少し勇気が必要かもしれません。
展望台からの眺め。透き通った海とどこまでも続く青い空に、歩き疲れた足のことも忘れるくらい心も晴れやかになります。
遠くに見える丘はサンセットスポットとして有名な夕日ヶ丘。夕日が沈む時間帯にぜひ登りたい場所です。
展望台からもポンモシリ島が見えます。夏はかもめの子育てシーズンなので、運が良ければ子育て中のかもめを見られるかも?
そして展望台からみる利尻富士も絶景です!
鷲泊フェリーターミナルからも近くアクセスしやすいので、ぜひエゾカンゾウが咲いている時期にぜひ訪れてみてください。