利尻島の玄関口「鴛泊」には、利尻富士の麓に湧き出る名湯「利尻富士温泉」があります。利尻富士温泉の宿もいくつかありますが、気軽に温泉を楽しみたいという方におすすめなのが、ふれあいパークにある日帰り温泉です。
泉質は、ナトリウム一塩化物、炭酸水素塩泉。神経痛・筋肉痛・慢性消化器病・慢性皮膚病などの効能があり、島民にも愛される保養施設です。
入り口を入ると、券売機があるので利用券を購入します。入浴料は大人500円。
温泉の入り口は館内の一番奥。右が女湯、左が男湯です。
中はとっても広々。
開放感のあるガラス越しには大きな浴槽。循環ろ過ですが、常時足し湯をして効能を保っています。源泉は41.3℃で、適温にするために加温しているとのこと。
手前にはジャグジー(営業前だったのでまだジャグジーが動いていませんでした)。
洗い場も広くて使いやすそうです。リンスインシャンプーとボディソープが備え付けられています。
その横にはサウナと水風呂も完備。
こちらは露天風呂。緑に囲まれていて、ゆったりとした癒しの空間。お湯の温度もぬるめでじっくりとつかることができます。
ちなみに男湯からは利尻富士も眺められるそう。女湯は壁があってみることができないのが残念…。
洗面台も広くてきれいです。無料で使えるドライヤーと、脱衣所にはヘアブラシも置いてあります。
こちらは開放感のある休憩室。
イスに寝そべりながら海を望むことができます。晴れた日は気持ちが良いですね。
自販機やマッサージチェアも完備しています。
こちらは談話室。
ガラス張りになっていてきれいに手入れされた庭が見えます。
館内には食堂「想恋路(おれんじ)」も併設。
食堂もガラス張りになっていて開放感があります。
メニューはカレーやそば、うどんのほか、ソフトクリームや飲み物など種類も豊富です。
温泉の横には無料で利用できる足湯があります。利用期間は6月上旬から10月中旬までですが、高山植物園や歴史の森などの散策後の休憩におすすめ。
手入れがされていてきれいなお湯です。
ぬるめのお湯(約35℃)で、ゆっくりと足を休めることができます。
駐車場には桜が。
日本一開花が遅いと言われる利尻島の桜。6月上旬なら満開の桜を見ることもできますよ。
また、駐車場には甘露泉水を飲める場所もあります。
温泉につかった後は名水百選に選ばれた利尻の名水も味わってみてはいかがでしょうか。
[box06 title=”施設情報”]- 入浴料:大人500円、中人(小学生)250円、小人150円
- 営業時間:6月~8月/11:00~21:30、9月~5月/12:00~21:00
- 休館日:5~11月/毎日営業、11月~4月/毎週月曜日
- アクセス:鴛泊フェリーターミナルからレンタサイクルで10分(徒歩だと20分)
- Web:https://www.town.rishirifuji.hokkaido.jp/rishirifuji/1204.htm