9月や10月というと「秋」というイメージかと思います。しかし、与論島は天気が良ければ暑いですし、まだまだ海で泳げる季節。
9月~10月の時期に与論島で快適に過ごせるよう、天気と服装のポイントをお伝えします。
9月&10月の与論島はまだまだ夏
9月・10月は、夏のように暑い日が多くあります。台風が来るたびにだんだん気温が下がり、秋に向かっていく感じです。
10月後半になってくると、海で遊ぶのにはちょっと寒く感じるようになります(台風が通過することで海水温を下げるので)。
しかし、晴れると「暑い…!」と感じます。
台風の情報収集を忘れずに!
9月・10月は台風の季節です。月平均1~2個の台風が接近します。
ですので、台風の情報は早めにチェックしておきましょう。もし旅行日程と台風接近がかぶりそうな場合は、宿に問い合わせてみることをおすすめします。
交通機関に影響が出そうなら、予定変更することも考えておくことが大切です。
飛行機やフェリーが欠航して何日も帰れない、避難所に行かなくてはならないという状況になると、とても大変です。
台風接近にともなう欠航は、飛行機のキャンセル料が不要になることもありますので、事前に調べておくことをおすすめします。
ちなみに、日本に接近しない台風であっても、その台風が巨大だった場合は海が荒れることがあります。
海が荒れるとフェリーに影響が出ますので、日本のはるか南の台風にも注意が必要です。
荷物を事前に送るときも、台風情報をチェックしてくださいね。
服装はまだまだ暑さと日差し対策が必要
真夏の日差しからは少しやわらぎますが、暑さと日差し対策はまだまだ必須といえるでしょう。
帽子や日焼け止めを忘れずに。海や野外での活動が多いなら、サングラスもあると良いです。
雨の日や強風など天気が悪いと肌寒いこともあるので、羽織ものもあると便利です。
9月&10月の与論島のおすすめ
B&G海洋センター 艇庫のマリンアクティビティ
B&G海洋センター 艇庫は、マリンアクティビティが格安で楽しめる場所。初めてなら、海にくわしいスタッフさんに教えてもらえるので安心です。
まだまだ暑いので、シュノーケリングも楽しめます。ただ、10月に入ると肌寒い日も。
B&G海洋センター 艇庫なら、SUPやシーカヤックなど海の上で楽しめるアクティビティもそろっています。
シャワーや更衣室があり、すぐあたたかいシャワーを浴びて着替えられるので、体が冷えないのがうれしいポイントです。
琴平・地主神社の与論十五夜踊り
与論島では年3回、琴平・地主神社で与論十五夜踊りが行われます。
なかでも一番盛大なのが、旧暦8月15日。新暦だと9月下旬から10月上旬頃です。
旧暦8月15日は、十五夜踊りプラス獅子舞や綱引きがあります。
獅子舞に噛みつかれると病気をしないそうです。一般的な獅子とは違った独特の獅子は迫力満点。
綱引きは切れるまで引っぱり合い、切れてからはさらにちぎって、その綱で叩き合うのです。これには、叩いて悪いものを落とすといういわれがあります。
その後は、三線と歌にあわせて、土俵の周りをみんなでぐるぐる踊ってフィナーレとなります。
また、子どもたちが楽しみにしている「トゥンガーモーキャー」もこの日。
トゥンガーモーキャーとは、夕方になると子どもたちが家やお店でお菓子などをもらってまわるという風習です。
この日はあちこちの家やお店の前にお菓子が置かれ、大きな袋を持った子どもたちを見ることができます。
もともとは「トゥンガ(餅)」「モーキャー(盗む)」ということで、十五夜のお供えをこっそりとるという風習。
今はいろいろ変化していますが、子どもたちにとって年1回のお楽しみには変わらないようです。