鹿児島県最南端の与論島。天国に一番近い場所と称される百合ヶ浜が有名な島です。そんな与論島を旅行するなら何月が良いのでしょうか?
旅の目的別にベストシーズンをまとめました。
百合ヶ浜に行くなら春~夏
「百合ヶ浜」とは、大潮の干潮時だけに出現する砂浜のこと。この百合ヶ浜が昼間出現するのが春~夏です。
それ以外の季節に出現することもありますが、確率は低め。さらにその時期の大潮であっても、天候や潮の関係で出現しないこともあります。まさに幻の砂浜です。
百合ヶ浜に行きたいのであれは、春~夏の中潮~大潮の時期を狙うのがベスト。
与論島観光協会のHPに百合ヶ浜出現予想カレンダーがありますので、このカレンダーを参考にスケジュールを考えるのがおすすめです。
海で泳ぐなら5月~9月
与論島の海開きは旧暦3月3日。新暦だと3~4月です。
3月や4月でも泳げますが、まだ海水温が低めなので少し寒く感じるかもしれません。5月頃になると寒さを気にせず泳げるようになるでしょう。
泳げるのは9月頃まで。10月以降はよく晴れた日なら泳げるかも…。風が強い日は海から出たとき寒いので、対策は万全にしておきましょう。
のんびり黄昏るなら11月と3月
与論島は「何もないことを楽しむ」をしに来る人も多くいます。
ただただのんびり過ごしたいなら11月と3月がおすすめです。人が少なめで日差しもあまり強くないので、海でぼーっとするのも良いですよ。
イベントや祭事に合わせる
与論島内の大きなイベントといえば、8月のサンゴ祭りです。2日間にわたって開催され、2日目のラストには打ち上げ花火も上がります。
この花火を見るための場所取りなんて必要ありません。ゆったり砂浜に座って花火を見上げることができますよ。
与論島といえば十五夜踊りもおすすめです。与論十五夜踊りは、国指定重要無形民俗文化財で琴平・地主神社にて奉納されます。
旧暦3・8・10月の十五夜に開催され、特に獅子舞や綱引きが行われる8月は必見。最後は島民や観光客など、会場に集まったみんなで踊ります。
この十五夜踊りにスケジュールを合わせると、百合ヶ浜の出現時期とかぶるので、両方楽しめますよ。
目的に合わせて与論島観光を楽しもう
年間通してさまざまな楽しみ方ができる与論島。
しかし、天候に左右されやすいのも確かです。もし、与論島に来て予定通りに行かなくても楽しみ方はいろいろあります。島での時間をゆっくり楽しんでくださいね。