「花の浮島」の異名を持つ礼文島。礼文島へ旅行に行くなら、何月がベストシーズンなのでしょうか?
旅の目的別に礼文島のベストシーズンをまとめました。
高山植物を楽しむなら春~夏
5月~8月にかけての時期は礼文島観光のトップシーズン。毎年高山植物を目当てにたくさんの観光客が訪れます。
5月下旬~6月下旬にかけては、礼文島のみに生息する高山植物「レブンアツモリソウ」の開花シーズン。島の北部にある船泊地区には群生地があり自然の状態で間近に見ることができます。
映画「北のカナリア」のロケ地でもある、北のカナリアパークも5月~10月にかけてがオープン時期。
パーク内では映画ロケで使われたセットを観賞できるほか、どっしりと構えた見事な利尻富士や、レブンウスユキソウなど高山植物も見られます。
夏はウニやホッケなど海産物も旬を迎えておいしい時期。鮮魚の刺身と合わせたぜいたくな海鮮丼で頂くと、礼文島の海の幸の風味が口いっぱいに広がって幸せな気分になれます。
最北フラワーマラソンや、うめーべやフェスティバル、湖畔まつり、海峡まつりなどイベントも盛りだくさんです。
釣りを楽しむなら秋
9月になると礼文島では海の魚だけでなく、遡上した大きめのアメマスや鮭などが釣れるようになります。
民宿は釣りファンが多く宿泊し、居合わせた人同士で仲良くなることも。鮭やカジカをキャッチするためにぜひ情報交換をして、礼文島の大物をたくさん釣り上げましょう。
9月には秋の一大グルメイベント「オータムフェスタ」も開催されます。
新鮮な秋鮭や海産物をお手頃価格で購入できるほか、海鮮焼きそばや、たこカレーなど、礼文島ならではのグルメを満喫できます。
ウィンタースポーツを楽しめる冬
冬の礼文島は最高気温が氷点下になる日も多い極寒の時期。この冬の時期に楽しめるのがスキーやスノーボード、スノーハイクなどのウィンタースポーツ。
スノーハイクとは、スノーシューという雪の上を歩行する道具を履き雪上を散策するアクティビティ。辺り一面を雪に覆われほかの季節とは違った景色を楽しめます。
2月には礼文雪あかりフェスタも開催。
特設会場にはかわいらしい雪だるまやかまくらが作られ、夜間にはきれいなライトアップが見られます。雪で楽しく遊べるため、小さなお子さんは大はしゃぎ。
寒そうでフェスタへの参加をためらう人もいるかもしれませんが、楽しみながら体を動かしていると寒さは気にならないもの。寒さに負けない輝いた笑顔になれるイベントです。