鹿児島県は南北600kmの広範囲に30の有人島が点在する日本有数の離島県。地理的に甑島列島、大隅諸島、トカラ列島、奄美諸島の4つの列島・諸島に分類されています。
大隅(おおすみ)諸島
大隅諸島は、鹿児島本土の南に広がる島々。「種子島」「屋久島」「口永良部島」「黒島」「硫黄島」「竹島」「馬毛島」の6つ有人島があります。
樹齢7200年といわれる縄文杉、種子島宇宙センター、天然温泉、ダイビング、島を覆う竹林など、島それぞれ違う表情があり、訪れた人を魅了する島々です。
甑島(こしきしま)列島
甑島列島は、薩摩半島から西に約30kmに浮かぶ島々で、「上甑島」「中甑島」「下甑島」の3つの有人島があります。
2015年3月に国定公園に指定され、200m以上もある大迫力の断崖絶壁、ナポレオン岩を代表とする奇岩、美しく咲く鹿の子百合、海に沈む夕日など神秘的な景観が魅力。
島を歩くと田舎に帰ってきたような懐かしい風景を感じることができるそんな島々です。
トカラ列島
日本最後の秘境とも言われるトカラ列島には、「口之島」「中之島」「平島「諏訪之瀬島」「悪石島」「小宝島」 「宝島」の7つの有人島があります。
貴重な動植物が生息する原始林やジャングル地帯、色とりどりの熱帯魚や美しいサンゴ礁が広がる海など、手つかずの大自然が残り、訪れた人々の心を癒やす島々です。
奄美群島
奄美諸島は鹿児島県の最南端エリアにある島々。「奄美大島」「喜界島」「加計呂麻島」「請島」「与路島」「徳之島」「沖永良部島」「与論島」の8つの有人島があります。
蒼く澄んだ美しいビーチや、太古の昔を思わせる原生林、どこまでも広がるさとうきび畑、古くから伝わる伝統文化や食など魅力が多く、スローな時間を過ごせる島々です。
その他の島々
鹿児島にはまだまだ知名度の低い知られざる島もあります。