日本最西端である与那国島は、観光に何を求めるかでベストシーズンは変わってきます。
旅の目的別にベストシーズンをまとめました。
常夏の島を味わうなら夏
海水浴やシュノーケリングなど海遊びを楽しむなら夏がベストシーズン。
島に降り立った瞬間、肌がチリチリするほどの太陽、境目のわからないような青い青い空と海が迎えてくれます。
一度は経験してみたい、南の島が主役になれる季節です。
6月には海神祭(ハーリー)、7月には豊年祭(旧暦6月)などの伝統行事も行われます。
ハンマーヘッドシャークを見に行くなら冬
与那国島の名物といえば「ハンマーヘッドシャーク」。実はこのハンマーヘッドシャークの大群が見られるのが12月~5月にかけて。
体長2m超のハンマーヘッドシャークの群れは迫力満点です。
もう一つの名物である「海底遺跡」のシーズンも12月~5月。海底遺跡は島の南側にあるため、冬の北風が吹いている方が行ける確率が高くなります。
南十字星が見られるのも1月~6月の時期。南の空の水平線に近い位置に見えるため、日本最西端の「西崎(いりざき)」や島の南側の「比川浜」がベストスポットです。
11月~3頃にはクシティが旬を迎えます。クシティとは与那国島の方言で「パクチー」のこと。
与那国島では伝統野菜として昔から栽培され、島の飲食店では冬の限定メニューとしてクシティを使った料理を楽しめます。
また、12月~3月はさとうきびの収穫最盛期。出来立ての黒糖も味わえますよ。