利尻島郷土資料館は旧鬼脇村役場を利用した、利尻島の自然や歴史を知ることができる資料館。1913年(大正2年)に建てられた役場で、今では貴重な歴史的建築物です。
利尻島郷土資料館への行き方と見どころをまとめました。
利尻島郷土資料館への行き方
利尻島郷土資料館は鴛泊地区や沓形地区から車や路線バスで約30~40分。
路線バスの場合は、鴛泊からはAコース、沓形からはBコースのバスに乗車します。下車するバス停は「鬼脇」です。
鴛泊方面からのアクセス
- 鴛泊フェリーターミナルor鴛泊栄町
- 鬼脇
沓形方面からのアクセス
- 沓形
- 鬼脇
バス停を降りると、すぐに郷土資料館(200m)の看板があります。
看板に沿って進むと5分ほどで利尻島郷土資料館に到着です。
利尻島郷土資料館の見どころ
洋風歴史的建造物の建物
利尻島郷土資料館の建物は、白い壁に赤い屋根のかわらしい洋館。アメリカ開拓時代の建築様式だそうで、「札幌時計台」と同じ様式です。
1913年(大正2年)に建てられ、築100年以上。とても貴重な洋風歴史的建造物です。
館内には昔のニシン漁やウニ漁、ナマコ漁などに使われていた道具、人々の暮らしに関する貴重な資料、利尻に生息する海や森の生物、植物のジオラマなどが展示されています。
じっくり見て回ると30分~1時間は楽しめますよ。
高山植物を鑑賞できる庭
郷土資料館の裏には高山植物を鑑賞できる庭があり、きれいな花を眺めるのもおすすめ。
ベンチも設置してあるので休憩もできます。
色とりどりのかわいらしい花に癒やされることでしょう。
ちなみに、館内から一度出ると郷土資料館には入れないのでご注意ください。
また、シーズン中は観光バスの観光ルートに入っているので、時間帯によっては観光客が多くなります。ゆっくり見たい場合は、午前中(開館直後)や夕方(閉館前)に訪れると良いかもしれません。