徳之島を紹介するポスターや観光案内の主要なページに必ずと言っていいほど登場する「めがね岩」。
徳之島を代表する景勝地「犬の門蓋(いんのじょうふた)」にありますが、実はこの場所は少し分かりにくい所にあります。
今回は限られた時間の中で迷わずにたどり着けるように、めがね岩の場所や行き方を詳しくご紹介します!
最寄りのバス停は「兼久」

まず、めがね岩に一番近いバス停は、総合陸運バスの「兼久」です。「近い」と表現しましたが、ここからめがね岩までは約2.5キロもあり、歩いて行くと30分ほどかかります。
写真の奥側に見える青い看板まで約200メートル歩くと、犬の門蓋の看板があります。

「犬の門蓋」という看板は出ていますが、めがね岩はイラストだけの表示です。
また犬の門蓋という言葉は読みにくく覚えにくいので「犬の門蓋=めがね岩」であることを忘れないようにしましょう。

ちょこちょこと現れる看板を頼りに進んでいきます。筆者は車で行きましたが「まだ看板出てこないの?」と心配になった頃に看板が出てくるので、とにかく矢印の方向に歩いていきましょう。

ここから次の看板まで1キロほど直進します。

ここまで来たらあと少し!

ここまで来たら到着したも同然です!

到着しましたーーー!!
まずは犬の門蓋の展望台へ

駐車場には完成したばかりの展望台がお出迎え。
まずは展望台に登ってみましょう。

展望台に上ると目の前には寝姿山!!
人が寝ているような姿に見えることから「寝姿山」と名前が付きましたが、最近では子宝の島ということで「髪の長い妊婦さんが横たわっているように見える」とも言われています。

犬の門蓋は景観の美しさが認められ、2017年に奄美群島国立公園にも指定されました。

長い時間をかけて風や荒波により侵食された断崖や、自然の力で不思議な形に削られた岩など、ほかでは観ることができない独自の美しい風景が広がります。

遮る物が何もない水平線は、ホエールウォッチングにもぴったりです。冬にはこのベンチに座りながら、海を眺めているとクジラにあえるかもしれませんね。

海岸に生えるキノコのような岩たち。風や波があの岩をあの形にするのには、どれだけの時間がかかったのだろう?
自然の力は本当にすごいですね。
めがね岩へ

展望台の右側の道を海の方へ下っていくと、めがね岩に到着します。

最初はゆるやかなスロープのように見えますが、目的地は見えません。150〜200メートルほど坂道を下っていきます。

この階段を降りた所にめがね岩の入り口があります。あともう少しです!

ここまで来たら右に曲がりめがね岩に到着です。

最初は1つしか見えませんが、どんどん奥へと進むと・・・。

ポスターや観光ガイドで見た、あの「めがね岩」の風景が目の前に現れます。

1つの穴から眺める風景も素敵ですよ。
帰りは足元に注意
帰りは行きに下った階段と坂道を上ってこなくてはいけません。階段にも坂道にも手すりはないので、足腰に自信のない方やベビーカーの方は、自分の体力を考えながら観光してみてください。
ちなみに一度、途中まで歩くとトイレも自販機もありませんので、準備をしてからめがね岩に向かうことをおすすめします!

自販機とトイレは犬の門蓋の駐車場にある「伝泊」という建物の近くにありますよ。
- 設備:トイレ、自動販売機
- アクセス:空港から車で約15分 総合陸運バス「兼久」から徒歩約30分