みやどばるは不思議な巨岩や洞窟が連なる景勝地。地質学的にも珍しい「メランジ堆積物」も見られるスポットです。
みやどばるへの行き方と見どころをまとめました。
みやどばるへの行き方
みやどばるがあるのは徳之島南部の伊仙町。亀津方面からは車で約30分の距離です。
![](https://rito-guide.com/wp-content/uploads/2018/09/miyadobaru15.jpg)
バスの場合は、総合バスの「岬入口」が最寄りのバス停です。ここから1.3キロほど歩くと「みやどばる」があります。
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1キロほど歩くと看板があるので、海側に入ります。バス停からは徒歩15分ほどです。
みやどばるの見どころ
![岩](https://rito-guide.com/wp-content/uploads/2018/09/miyadobaru2.jpg)
「みやどばる」の入り口で出迎えてくれるのは、いくつもの層になったように見える岩と、説明が書いてある看板です。
![看板](https://rito-guide.com/wp-content/uploads/2018/09/miyadobaru3.jpg)
この場所は恐竜がいた時代に深海に堆積していた地層「メランジ堆積物」が残っており、平成21年に鹿児島県天然記念物に指定されました。
![トンネルのような岩](https://rito-guide.com/wp-content/uploads/2018/09/miyadobaru5.jpg)
ジャングルのような細い道を進んでいくと、岩のトンネルのような物が出てきます。
![トンネルのような岩](https://rito-guide.com/wp-content/uploads/2018/09/miyadobaru6.jpg)
腰をかがめてトンネルの中を歩きます。気分はスターウォーズのポッドレーサー。ビューンとここを空飛ぶマシンで通り抜けていきたい気分です。
![岩のくぼみ](https://rito-guide.com/wp-content/uploads/2018/09/miyadobaru7.jpg)
トンネルを抜けると、ボコボコとした無数のくぼみがあります。写真でも水が溜まっているのが分かりますね。溜まっている水は海水です。
潮が引いたときにここに溜まった海水が乾燥して塩ができるように、人工的に岩を慣らして潮だまり(塩田)を作ったそうです。
![潮溜まり](https://rito-guide.com/wp-content/uploads/2018/09/miyadobaru8.jpg)
この潮だまりは今でも使用されていています。
![潮溜まり](https://rito-guide.com/wp-content/uploads/2018/09/miyadobaru9.jpg)
慣らしていない場所も残っています。慣らす前はこんなにトゲトゲした岩だったんですね。
![トゲトゲした岩](https://rito-guide.com/wp-content/uploads/2018/09/miyadobaru10.jpg)
右を見ても、左を見ても、さまざまな表情を見せてくれる自然の芸術の数々。
![トゲトゲした岩](https://rito-guide.com/wp-content/uploads/2018/09/miyadobaru11.jpg)
![トゲトゲした岩](https://rito-guide.com/wp-content/uploads/2018/09/miyadobaru12.jpg)
![トゲトゲした岩](https://rito-guide.com/wp-content/uploads/2018/09/miyadobaru13.jpg)
すごく静かで波の音しか聞こえません。地球を感じられる場所です。
![ハートのくぼみ](https://rito-guide.com/wp-content/uploads/2018/09/miyadobaru14.jpg)
自然が作り出したハートのくぼみも発見!見つけたら幸せになれるかも?ぜひ探してみてください。