9月の奄美大島はまだまだ残暑が厳しく真夏日も多いですが、10月になると涼しい日も増えてきて過ごしやすくなります。
今回は9月と10月の奄美大島の天気や服装、見どころをまとめました。
9月&10月は雨が多い
9月や10月は季節の変わり目や、台風の影響で雨が比較的多いです。急な雨に備えてレインコートや折りたたみ傘を準備しておきましょう。
平均気温 | 最低気温 | 最高気温 | 降水量 | 日照時間 | |
奄美 | 27.7℃ | 22.2℃ | 33.2℃ | 429.0mm | 115.3時間 |
東京 | 25.1℃ | 17.1℃ | 36.2℃ | 197.0mm | 137.6時間 |
大阪 | 26.6℃ | 16.9℃ | 35.7℃ | 81.0mm | 198.9時間 |
札幌 | 19.3℃ | 9.8℃ | 32.6℃ | 108.5mm | 208.5時間 |
平均気温 | 最低気温 | 最高気温 | 降水量 | 日照時間 | |
奄美 | 24.5℃ | 17.2℃ | 31.0℃ | 191.5mm | 93.1時間 |
東京 | 19.4℃ | 12.1℃ | 30.3℃ | 529.5mm | 112.8時間 |
大阪 | 20.7℃ | 12.8℃ | 33.1℃ | 214.0mm | 135.8時間 |
札幌 | 13.3℃ | 3.8℃ | 25.7℃ | 97.0mm | 158.6時間 |
2019年の平均気温は9月が27.7℃、10月が24.5℃です。日差しもまだまだ強く残暑も厳しいので、日焼け対策は忘れずに。
台風やハブにも注意
9月~10月は7月~8月に次いで台風が多いシーズンです。平均1~2個の台風が接近します。
また、9月はハブの活動が活発になる時期でもあります。ハブは夜行性で直射日光に弱いので、昼間に遭遇することはほとんどありません。
しかし、日陰や草むらなどには潜んでいることもあるので、整備されていない道を歩くときは真ん中を歩き、むやみに草むらなどには入らないように気をつけましょう。
夜間は懐中電灯を忘れずに。
服装は半そで+羽織もの
基本的に10月までは半そでで過ごせます。しかし、10月後半になってくると朝晩は肌寒いこともあるので、長袖や脱ぎ着しやすい薄手の羽織ものが1~2枚あると安心です。
紫外線もまだまだ強いので、日焼け対策として日傘や帽子も忘れずに。
9月&10月の見どころ
秋の伝統行事
奄美大島は旧暦でさまざまな行事が行われ、特に旧暦の8月にあたることが多い9月はさまざまな伝統行事が催されます。
アラセツ・ショチョガマ・平瀬マンカイ(龍郷町秋名)、シバサシ(奄美全域)、十五夜・豊年祭(奄美全域)、油井の豊年踊り(瀬戸内町)など目白押しです。
さらに10月下旬~11月上旬にかけては龍郷町や笠利町の各集落で「種おろし」が行われます。翌年の豊作を祈願し、各家々を回りながら家内安全や集落の発展を祈る稲作行事です。
八月踊りや六調を踊り、三線や太鼓(チヂン)の音が秋の夜長に鳴り響いてにぎわいます。
各行事は観光客が参加や見学できる場合も。開催日時は年によって違うので、詳細は各市町村や観光協会などにお問い合わせください。
マリンアクティビティ
奄美大島の海水温は9月や10月でも28℃前後。晴れていて気温も高ければ、まだまだ海水浴やシュノーケリングなどのマリンアクティビティを楽しめます。
ただ、海から上がって風に吹かれると寒いので、パーカーなどの羽織ものは必須です。
かがんばなトンネル(ドラゴンアイ)
かがんばなトンネルは全長29mのとても短いトンネル。夕日がトンネルにすっぽりと入り、龍の目のように見えるスポットです。鑑賞スポットはトンネルの対岸。
秋分の日の後(10月初旬~中旬頃)と、春分の日の前(2月下旬~3月初旬頃)の数日間だけみることができます。
日没位置は毎日ずれていくので、その日の鑑賞スポットは地元の人に聞くのがおすすめ。