世界遺産の「厳島神社」がある宮島は人気の観光地。年間を通してたくさんの観光客が訪れます。旅行に行くなら何月がベストシーズンなのでしょうか？
旅の目的別にベストシーズンをまとめました。
紅葉を楽しむなら秋
宮島観光で最も人気の季節が紅葉シーズンである秋です。
例年11月中旬～下旬頃に見頃を迎えます。特に紅葉谷公園や、大聖院が人気の紅葉スポット。
この時期には紅葉ライトアップや、宮島産業まつりなどのイベントも行われます。産業まつりは宮島伝統工芸品の製作実演や、特産品の販売コーナーも。
ただし、秋は人気の季節のためとても混雑します。休日は避けたり、早朝に観光すると混雑を避けることができておすすめです。
かきを味わうなら冬
宮島名物のひとつである「かき」は、10月～３月頃が旬の時期。特に旨みや身入りがよくなる12月～２月頃がもっともおいしい季節です。
宮島では、焼きがきや生がき、かきフライ、かき飯などさまざまなかき料理を楽しめます。
２月にはかき祭りも開催。宮島かきをふんだんに使ったかき料理はもちろん、直売コーナーもあり新鮮なかきを思う存分味わえます。
花を愛でるなら春～初夏
春～初夏は過ごしやすい時期で観光にもおすすめの季節。
宮島にはソメイヨシノや山桜、しだれ桜など1,900本の桜があり、お花見を楽しめます。見頃の時期は３月下旬～４月上旬頃。多宝塔周辺や大元公園、大聖院、桃林が桜の名所です。
４月下旬～５月上旬になると、島内のあちこちで藤の花が見られます。宮島桟橋前のほか、藤の棚公園が穴場スポットです。
また、３月～４月にかけてはみやじま雛めぐりや、清盛まつり、桃花祭などのイベントも目白押し。イベントに合わせて観光するのもおすすめです。
旬のあなごを食べるなら夏
宮島名物のひとつであるあなごは、６月～８月にかけての夏が旬の時期。あなご飯や、かば焼き、天ぷらなどさまざまなあなご料理を食べられます。
夏は厳島弁財天大祭や、宮島踊りの夕べ、ちょうちん行列、四宮神社祭（たのもさん）、玉取祭などイベントも盛りだくさんです。
