新潟県は酒蔵数日本一の酒どころ。佐渡島には5つの酒蔵があり、4つの酒蔵で製造工程や酒造りで使われる道具の見学ができます。
佐渡島で酒蔵ができるスポットをまとめました。
北雪酒造
代表銘柄は『北雪』『NOBU』。安心・安全な酒米を使った、人に愛される酒造りを徹底している酒造です。
水にこだわり、農薬や化学肥料に頼らず育てた清酒米『越淡麗』『五百万石』は『トキ認証米』に認定。地元農家と提携し、コメ作り・酒造りの研究を重ねています。
革新的な技術も積極的に導入。遠心分離機を使った搾りの工程や、音楽と超音波を使って船の振動を模した貯蔵室は必見。
尾畑酒造
代表銘柄は『真野鶴』『佐渡山田錦』。自然と調和した酒造りにこだわり、独自に編み出した『牡蠣殻農法』によるコメの栽培で有名な農家と提携。
仕込み蔵と製造工場がガラス越しに見学でき、活気あふれる仕込み(冬期間)や瓶詰め・ラベル貼り(週2回)の様子を見ることができます。
蔵を改装した物販コーナーでは、バラエティ豊かなお酒の飲み比べはもちろん、オリジナル菓子や自家製粕漬けの試飲・試食販売も。
天領盃酒造
代表銘柄は『天領盃』『一滴の至福』。人を笑顔にする酒造りと、ホスピタリティあふれるお店づくりがモットーの酒造です。
酒造りは微生物が主役であるという信念のもと、温度管理など機械のほうが得意なことは機械に任せ、ばらつきがない高品質なお酒を提供。
その最新機器の数々や、低温で精白できる特殊な精米機は必見。ナイトツアーも開催され、普段は見ることができない夜の酒造りや角打ちが楽しめます。
逸見酒造
代表銘柄は『真綾』『至』。全行程を手作業で行い、佐渡唯一山廃仕込みの酒造りを守る酒蔵。敷地内に湧く中硬質の水と酒米・『越淡麗』を活かし、逸見酒造ならではの味を造り上げています。
ろ過に使う活性炭の量を最小限にし、色付きのまま提供される大吟醸は、まさに「素顔の美酒」。出来立ての味をそのままいただけます。
代々受け継がれる酒造りの道具も見どころ。吟醸酒・大吟醸のほか、山廃仕込みの試飲販売も。