めがね岩は、徳之島を紹介するポスターや観光案内の主要なページに必ずと言っていいほど登場する観光スポット。
徳之島を代表する景勝地「犬の門蓋(いんのじょうふた)」にあります。
犬の門蓋とめがね岩への行き方や見どころをまとめました。
犬の門蓋とめがね岩への行き方
犬の門蓋とめがね岩があるのは島北部の天城町。亀津方面からは車で約30分、空港からは約15分。
バスの場合は、総合陸運バス「兼久」が最寄りのバス停です。最寄りのバス停ではありますが、バス停からめがね岩までは約2.5キロもあり、歩いて行くと30分ほどかかります。
バス停から約200メートル歩くと、犬の門蓋の看板があります。
「犬の門蓋」という看板は出ていますが、めがね岩はイラストだけの表示です。
また犬の門蓋という言葉は読みにくく覚えにくいので「犬の門蓋=めがね岩」であることを忘れないようにしましょう。
ちょこちょこと現れる看板を頼りに進んでいきます。筆者は車で行きましたが「まだ看板出てこないの?」と心配になった頃に看板が出てくるので、とにかく矢印の方向に歩いていきましょう。
ここから次の看板まで1キロほど直進します。
ここまで来たらあと少し!
ここまで来たら到着したも同然です!
到着しましたーーー!!
寝姿山を一望できる犬の門蓋の展望台
駐車場には立派な展望台があります。
展望台に上ると目の前には寝姿山!!
人が寝ているような姿に見えることから「寝姿山」と名前が付きましたが、最近では子宝の島ということで「髪の長い妊婦さんが横たわっているように見える」とも言われています。
犬の門蓋は景観の美しさが認められ、2017年に奄美群島国立公園にも指定されました。
長い時間をかけて風や荒波により侵食された断崖や、自然の力で不思議な形に削られた岩など、ほかでは観ることができない独自の美しい風景が広がります。
遮る物が何もない水平線は、ホエールウォッチングにもぴったりです。冬にはこのベンチに座りながら、海を眺めているとクジラにあえるかもしれませんね。
海岸に生えるキノコのような岩たち。風や波があの岩をあの形にするのには、どれだけの時間がかかったのだろう?
自然の力は本当にすごいですね。
めがね岩は自然が作り出した景観美
展望台の右側の道を海の方へ下っていくと、めがね岩に到着します。
最初はゆるやかなスロープのように見えますが、目的地は見えません。150〜200メートルほど坂道を下っていきます。
この階段を降りた所にめがね岩の入り口があります。あともう少しです!
ここまで来たら右に曲がりめがね岩に到着です。
最初は1つしか見えませんが、どんどん奥へと進むと・・・。
ポスターや観光ガイドで見た、あの「めがね岩」の風景が目の前に現れます。
1つの穴から眺める風景も素敵ですよ。
帰りは足元に注意
帰りは行きに下った階段と坂道を上ってこなくてはいけません。階段にも坂道にも手すりはないので、足腰に自信のない方やベビーカーの方は、自分の体力を考えながら観光してみてください。
ちなみに一度、途中まで歩くとトイレも自販機もありませんので、準備をしてからめがね岩に向かうことをおすすめします!
自販機とトイレは犬の門蓋の駐車場にある「伝泊」という建物の近くにありますよ。