南国のイメージが強い奄美大島にも冬は訪れます。
気温はどのくらい?服装はどうすれば良いの?など、1月や2月に奄美大島へ旅行する際に気になる天気や服装、見どころをまとめました。
1月・2月は冬真っ只中
温暖な奄美大島も1月・2月は冬真っ只中。強い北風が吹き雨や曇りの日が多く、気温もグッと下がります。ただ、晴れた日は20℃近くまで気温が上昇することも。
平均気温 | 最低気温 | 最高気温 | 降水量 | 日照時間 | |
奄美 | 15.8℃ | 8.4℃ | 24.8℃ | 81.5mm | 73.0時間 |
東京 | 5.6℃ | -1.2℃ | 14.0℃ | 16.0mm | 222.2時間 |
大阪 | 6.5℃ | 0.7℃ | 12.7℃ | 22.5mm | 147.6時間 |
札幌 | -3.0℃ | -12.3℃ | 4.1℃ | 86.0mm | 102.5時間 |
平均気温 | 最低気温 | 最高気温 | 降水量 | 日照時間 | |
奄美 | 17.2℃ | 11.3℃ | 24.1℃ | 223.5mm | 38.3時間 |
東京 | 7.2℃ | -1.2℃ | 19.5℃ | 42.0mm | 138.0時間 |
大阪 | 7.8℃ | 1.0℃ | 16.3℃ | 42.5mm | 123.7時間 |
札幌 | -2.6℃ | -13.1℃ | 8.1℃ | 32.5mm | 114.1時間 |
平均気温(2019年)は1月が15.8℃、2月が17.2℃です。温暖な奄美大島でも最低気温が10℃を下回ることがまれにあり、あられが降ることもあります。
また、2016年には記録的な寒波となり、奄美大島でも115年振りに雪が降ったとして、話題になりました。
服装は防寒対策をしっかりと!
気温だけを見ると暖かいですが、北風が強いので体感温度が下がりとても寒く感じます。
なので、セーターやタートルネックなど温かい服装が基本。ジャケットやブルゾン、コートなどを羽織ってしっかりと防寒対策をしましょう。
首元はネックウォーマーやストールなどで防寒対策を。下はスカートよりもパンツスタイルがおすすめ。スカートの場合はタイツなどで防寒しましょう。
20℃を超える暖かい日もあるので、Tシャツも用意しておくと調整しやすいです。
1月&2月の見どころや楽しみ方
緋寒桜(ヒカンザクラ)
1月下旬頃になると本土より一足早く緋寒桜(ヒカンザクラ)が咲き始め、2月初旬~中旬にかけて見頃を迎えます。
この時期に各地では桜ウォーキングなども開催。本土とはまた違った花見を楽しめるので参加してみてはいかがでしょうか。
ホエールウォッチング
冬になると奄美大島近海にはクジラがやってくるためホエールウォッチングを楽しめます。期間は1月~3月まで。
料金は半日(約3時間)で6,000円前後です。
サトウキビ刈り体験や黒糖の製造見学
1月~3月はさとうきびの収穫期。さとうきびを積んだトラックを島のあちこちで見かけることができます。
サトウキビ刈り体験や、黒糖工場での製造工程を見学できるところもあるのでぜひ訪れてみましょう。見学する場合は電話で必ず確認を!
奄美大島開運酒造
黒糖焼酎を作っている会社で黒糖工場も併設しており、さとうきびの収穫期のみサトウキビ刈り体験やキビジュースの試飲、黒糖の試食ができます。黒糖焼酎の製造工程も見学可能。
水間製糖工場
11月~6月末まで操業している製糖工場。昔ながらの手作業の黒糖作りを見学できます。奄美大島でも人気の黒砂糖でおいしいと評判。出来立てほやほやの黒砂糖を食べられることも。
たんかん
2月になると奄美大島の特産品「たんかん」が旬を迎えます。たんかんは甘くてジューシーでビタミンCも豊富。島のあちこちの店舗で並んでいるのでおみやげにもおすすめです。
節田まんかい
奄美大島は旧暦でさまざまな行事が行われます。旧正月もそのひとつ。笠利町にある節田集落ではこの日に「節田まんかい」が行われます。
男女が向かい合い、三線(さんしん)の演奏に合わせて唄と手踊りを交わしながら旧正月を祝います。昔は男女の出会いの場でもあり、正月マンカイとも呼ばれ、各集落でも行われていました。
しかし、現在は節田集落のみで行われ県の無形民俗文化財に指定されています。
飛び入り参加もできるようなので、開催日時などの詳細は節田集落がある笠利町の笠利総合支所(0997-63-1111)にお問い合わせを。