与論島へは鹿児島や沖縄から飛行機やフェリーを利用して行くことになりますが、離島ゆえ、運賃はちょっと高め。
今回は与論島への運賃が安い時期や安く行く方法をまとめました。
運賃が安い時期は繁忙期以外
一般的に飛行機は、年末年始・GW・夏休み・お盆などは繁忙期になるため、高い傾向にあります。
これは与論島も同じ。さらに与論島は春休み(3月下旬~4月上旬)も運賃が高くなりがちです。
理由は、高校を卒業する子どもたちが進学や就職のために島を出ていったり、地方公務員などの転出入で人の出入りが多くなるため。
なので、運賃が安くなるのは次の4つの時期となります。
- 1月下旬~3月中旬
- 4月中旬
- 5月中旬~7月中旬
- 9月~12月中旬
繁忙期は多くの人が休みを取りやすいため、観光客も多くなりがち。逆に運賃が安い時期は観光客も少なめなので、穴場の時期でもありますよ。
フェリーは繁忙期でも運賃は常に一定
飛行機は繁忙期と閑散期で運賃が変動しますが、フェリーの運賃は繁忙期や閑散期に関わらず常に一定しています。
なので、飛行機の運賃が高くなりやすい繁忙期は、フェリーを利用すると安く行ける場合も。
与論deパックならとてもお得!
船会社であるマルエーフェリーでは、往復のフェリー代+宿泊+1泊朝食が付いた「与論deパック」というお得なツアーを販売しています。
- 旅程:1泊2日~5泊6日
- 料金:10,500~47,800円(出発地までの旅費が別途かかります)
- 出発地:鹿児島新港・那覇港(沖縄)・名瀬港(奄美大島)
- 宿泊施設:プリシアリゾートヨロン・星砂荘
- 人数:1名1室~4名1室
- 特典:ウェルカムドリンク
選択できる宿泊施設は、プリシアリゾートヨロンと星砂荘のみですが、フェリーと宿を別々に予約するよりもとてもお得です。
実際「沖縄発着1泊2日のプラン(プリシアリゾートヨロン/1名1室)」だとどのくらい安くなるか比較してみました。
- 往復フェリー代:8,580円(2等和室)
- 1泊宿代:10,800円~(スタンダード/朝食付き)
合計:19,380円~
- 1名1室:16,500円~(2等和室/スタンダード)
※ホテルのグレードアップも可能。その場合、差額が必要です。
与論deパックの方が2,000円以上安くなりました。ただし、フェリーを利用する場合、以下の注意が必要です。
飛行機利用なら早めの予約が断然安い
飛行機は早めに予約することで安くなる「早割運賃」があります。
たとえば、鹿児島-与論島(JAC)は普通運賃だと34,800円~、那覇-与論島(RAC)は17,000円~です。
早割を利用した場合、鹿児島-与論島は約16,000円~、那覇-与論島は約8,800円~と、普通運賃よりも半額以上安くなります。
鹿児島や那覇まではLCCを利用すれば、運賃がさらに安くなることも。
ただし、早割運賃は変更する際に手数料がかかったり、キャンセルできない場合もあるので、注意が必要です。
直前ならJALダイナミックパッケージが安いことも
JALダイナミックパッケージとは、JALの往復航空券と宿泊施設がセットになったパックツアーです。
飛行機の運賃は直前になるほど早割運賃もなくなるため、高くなります。しかし、JALダイナミックパッケージは1週間前までなら安い場合も。
実際、どのくらい安いのか比較してみました(5/20に1週間後の5/27~28で予約した場合/那覇経由)。
- 行き:14,210円~(羽田-那覇/スカイマーク)+12,070円~(那覇-与論/RAC)
- 帰り:12,070円~(那覇-与論/RAC)+12,410円~(那覇-羽田/スカイマーク)
- 1泊宿代:10,800円~(プリシアリゾートヨロン・スタンダード/朝食付き)
合計:61,560円~
- 56,900円~(プリシアリゾートヨロン・スタンダード/朝食付き)
JALダイナミックパッケージの方が4,000円以上安くなりました。
JALダイナミックパッケージの料金は変動性のため、必ずしも安くなるとは限りません。
しかし、休みが不規則で早めの予約が難しかったり、急に旅行に行くことになった場合は、チェックしてみると安く予約できるかもしれません。