下地島の西岸に、通り池という2つの大きな池があります。国の名勝および天然記念物にも指定されていて、ダイビングスポットとしても人気のスポットです。
こちらが海側(南側)の池。直径75メートル、水深45メートルもあるそうです!
そしてこちらが陸側(北側)の池。直径55メートル、水深25メートルとなっています。
地上から見ると2つの池が並んでいるように見えますが、実は地下の部分でお互いにつながっていて、さらに驚くのが海側の池が地下の部分で外海とも通じているんです!
この特性を活かし、絶好のダイビングスポットとして上級ダイバーたちが、潜って池と外海を行き来したりするのだとか。この池は海とつながっているために潮の干満につれて水面が上下し、サーモクラインによって色が変化して見えるそうです。
また、深度によって塩分濃度や水温に差があることから、多種多様な魚介類も分布しています。とっても神秘的なスポットで、ただただ自然の偉大さに感動するばかり。
通り池から先は公園として整備されていて、岩々の中を海側に散策できるようになっています。
自然の偉大さを実感する、不思議な「下地島の通り池」。お天気の良い日に訪れてみてください。
旅データ
・アクセス:佐良浜港から車で20分