徳之島の海岸線には南国感あふれる景勝地が広がり、そのどれもが独特の景観をもつ観光スポットとして知られています。
徳之島観光で外せない大自然を感じられる景勝地をまとめました。
犬の門蓋とめがね岩

犬の門蓋(いんのじょうふた)は徳之島を代表する景勝地。その景観の美しさから2017年に奄美群島国立公園に指定されました。
長い時間をかけて風や荒波により侵食された断崖や、自然の力で不思議な形に削られた岩など、ほかでは観ることができない独自の美しい風景が広がります。

めがね岩は徳之島を紹介するポスターや、観光案内の主要なページに必ずと言っていいほど登場する巨大な岩。駐車場から海の方へ下っていった場所にあり、穴から眺める風景も素敵です。
ムシロ瀬

ムシロ瀬は奄美十景の一つで、奄美群島国立公園にも指定されている景勝地。
大きくてゴツゴツとした珍しい形の岩が並び、筵(むしろ)を敷き詰めたように見えることから「ムシロ瀬」と名付けらたとのこと。

スロープが設置されているので、ムシロ瀬の中を歩いて回ることもできます。大きな岩が迫ってくるような感覚になったり、打ち付ける波が水しぶきをあげて弾けたりと迫力満点です。
犬田布岬

犬田布(いんたぶ)岬は、ムシロ瀬と同じく奄美十景の一つで、奄美群島国立公園にも指定されている景勝地。

広場の中心には太平洋戦争で沈没した戦艦大和の慰霊碑が建っており、毎年この犬田布岬で慰霊祭が行われ、多くの方々が祈りを捧げる場所にもなっています。
駐車場には徳之島コーヒーの飲める喫茶店「自家焙煎 珈琲スマイル」と、戦艦大和の模型や貴重な資料を展示する戦艦大和資料館も併設。休憩にもおすすめです。
みやどばる

みやどばるは犬田布岬から車で5分ほどの場所にある不思議な巨岩や洞窟が連なる景勝地。
恐竜のいた時代に深海に堆積していた地層「メランジ堆積物」が残っており、鹿児島県天然記念物に指定されています。

また、海の方へ進んでいくと、人工的に岩を慣らして作られた潮だまり(塩田)を見ることもできます。とても静かな場所で波の音しか聞こえない、地球を感じられる場所です。