奄美大島の観光で楽しみなことの1つといえば海水浴ですよね。
奄美大島で海水浴に向いている時期は5~9月です。4月や10月も天気が良くて暖かければ泳ぐことができます。ここでは奄美大島での海水浴の注意点についてご紹介します。
ふらっと安易な気持ちで泳がない
奄美大島は周りを海に囲まれているためビーチもとても多いです。しかし、すべてのビーチが海水浴に向いているというわけではありません。
穏やかできれいな海にみえても離岸流など潮の流れが速いこともあります。
離岸流とは、海岸から沖合に向かって流れる潮のことです。この離岸流に巻き込まれてしまうと泳ぎが得意な人でもあっという間に沖合に流されてしまいます。
また離岸流だけではなく、サンゴや岩場だらけの危険なビーチもあります。場所によっては毒をもった海ヘビやオニオコゼなどの生き物もいます。
また、奄美大島では観光客による水難事故も度々起きています。なので、『海がきれいだから泳ごう』と安易な気持ちでは絶対に泳がないこと。
泳ぐ場合は「あの海は泳げるのでしょうか?」などと地元の人やホテルの従業員などに確認することが大事です。
当たり前ですが波が高いときは絶対に泳がないようにしましょう。特に台風前後は波が高いので海には近づかないのがベターです。
波にさらわれるとあっという間に沖に流されてしまいます。
時間帯に気をつけよう
真夏の奄美大島の日差しはとても強いです。晴れた日は短時間でも肌が赤くなって日焼けしてしまいます。肌が弱い方の場合はヤケドのような状態になってしまうことも。
なので、日差しのピークである午前11時~午後3時頃の時間帯の海水浴はなるべく避けると良いでしょう。
それでも泳ぎたい場合は、水着の上からTシャツやラッシュガードなどを着て紫外線を防ぐことをおすすめします。
飲み物などは多めに準備し、30分~1時間泳いだら海から上がって水分補給をして適度に休憩することも大事です。
また奄美大島のビーチは浅瀬でもサンゴがあり、そのサンゴにより足を切ったりケガをしてしまうことがあります。さらに砂の中には毒をもった危険な生物が身を潜めていることもあります。
ケガ防止や身を守るためにも海に入るときはビーチサンダルを履きましょう。さらに、万が一のために浮き輪やライフジャケットなどがあると安心です。